完全少人数制による指導

10名を超えるような多人数を教室に詰め込む一律指導では、生徒の学力をなかなか伸ばせないことは当然ですが、かと言って、1クラスあたりの生徒数を減らせば簡単に学力が伸ばせるというものでもありません。

1クラスあたりの生徒数を少なくした集団指導スタイル、または、完全な個別指導スタイルをとれば、それだけ講師の数が必要となりますが、指導力あるプロ講師の数は思いの外少なく、経営的な観点から、素人に近いアルバイト学生に塾授業を任せざるをえないのがその原因です。

また、指導の労力を省くべく、プリントを解かせて採点するだけの教室や、講師ではなくパソコンに指導させる教室も存在するようですが、それで学力を向上させることは極めて困難です。

各種データが実証しているように、同学年の生徒の間でも、学力には大きな差があり、上位層と下位層にくっきり二層分化しつつあるのが昨今の状況。この状況に対応するには、「生徒一人一人のニーズを的確に捉えて指導できる経験の豊富な講師」および「少人数に絞ったクラス運営」が不可欠です。

宮田塾では、1クラスの上限生徒を5名とする完全少人数制を採用し、熟練講師 ( 代表・副代表 ) が責任をもってクラスを運営致します。講師は生徒一人一人の学力状況を的確に把握した上で、各人に応じた綿密な指導を行います。


基礎学力&一歩進んだ学力の養成

平成23年度より、教科書の内容・学習すべき内容が大幅に増加しています。しかしその一方で、授業時間数や学級定員は「ゆとり教育」の時代とさほど変わりありません。今後、成績下位層・中位層はもちろん、成績上位層についても、学習内容の消化不良が起きることが予想されます。

宮田塾では、従来より、基本的な内容・応用的な内容いずれについても確実な学力を身につける指導を行い、多数生徒の成績を向上させてまいりました。今後も、「私立・国立中学を志望する小学生の基礎力・実力養成」ならびに「公立中学に進学する小学生の基礎力・実力養成」に最適な指導を行います。

上記のように、完全少人数制による指導を行いますので、各人に応じたあらゆるレベルの指導 ( 先取り指導・飛び級指導・後戻り指導など ) をご提供致しますが、各学年の原則的な指導方針は下記の通りです。

< 小学1・2・3・4年生 >
学校だけでは定着させることが難しい基礎学力のみならず、じっくり考える姿勢を養うとともに、さらに一歩進んだ学力を養成致します。したがいまして、私立中学を受験する小学生の基礎学力養成、および、公立中学に進学する小学生の実力養成に最適です。

私立中学を受験する場合、受験に特化した学習も必要となるのは事実ですが、低学年・中学年時から受験勉強に奔走するのは、柔軟な思考力を奪うという意味で、はなはだ危険です。実際、表面にはあまり出てまいりませんが、低学年から受験特化塾に通塾していたにもかかわらず、受験自体を断念してしまう例、入学試験で失敗される例、合格はしても後に学力が伸び悩む例は、多々見られます。

高学年になってからの飛躍のためにも、低学年時には基礎学力を養成し、じっくりと勉強に取り組む姿勢を養うことが必要です。当塾で基礎学力を養成した後、受験勉強に取り組み、難関中学に合格した実例も数多くあります。

< 小学5・6年生 >
基礎学力はもちろん、中学進学後も上位を維持できる進んだ学力を養成します。国語・算数・理科・社会4科目の学力を確実に養うとともに、英語・数学を含めた中学学習内容を無理なく先取り学習いたします。公立中学校に進学する小学生、私立小学校から内部進学で私立中学校に進学する小学生に最適です。


学習全体にわたるサポート

完全少人数制を採用しておりますので、講師が一人一人の生徒をきめ細かくサポート致します。

宮田塾では、他塾と異なり、国語・算数・理科・社会・英語の全科目にわたり、塾外の学習 ( 学校の授業やテストで生じた疑問点・家庭学習で生じた疑問点など ) についても、塾生をサポート致します。 また、学習の内容面のみにとどまらず、合理的・効率的な勉強方法についても指導致します。


文章読解・本質的理解の重視

公式や計算方法を丸暗記させ、ひたすら先の学年の計算問題を機械的に処理させるという指導も、短期的には効果が現れるように見えます。しかし、このような本質的理解を伴わない勉強方法は、学習内容が長期的な記憶として残りにくいだけではなく、最も重要な読解力・思考力・応用力を低下させるおそれがあります。

例えば、255÷5+12 という計算式が解けても、「255本の鉛筆を5人で等しく分けたあと、各自が1ダースの鉛筆を買い足しました。1人あたりの本数はいくらになりますか。」といった文章題になると解けない、というようなケースです。

こうした生徒は、文章読解力がまだ身に付いていないと言わざるを得ません。全科目の基本となる文章読解を弱点とする生徒は、中学・高校において、より高度な学習段階に至った際、あらゆる科目で大きくつまずくことになってしまいます。

宮田塾では、(1) 全ての学習の基本となる読解力の重視 (2)「覚えておくべき事柄」と「理解できればよい事柄」の区別 を前提として、本質的理解へと至る指導を行います。


各種検定試験の重視

目標を持たず漠然と勉強することは大人であっても辛いものです。明確な目標を持ち学習効果を高めるという意味で、小学生が各種検定試験 ( 漢字検定・英語検定・日本語検定など ) を受検することには大きな意味があります。

宮田塾では、国語を指導する際、漢字指導を漢検合格指導とリンクさせるなどの工夫により、無理なく漢字検定試験に合格できるようなカリキュラムを組んでおります。学習達成感を味わってもらうと共に、将来の入試にも役立てることを目標としています。その他の各種検定試験についても、ご要望に応じて合格指導致します。


英語学習・国語学習のリンク

健全な英語力はしっかりとした国語力の上に成り立ちます。例えば、中学高校段階で必要となる「英文和訳」「英文読解」などは、正確な日本語の表現力・読解力が前提となっています。つまり、いくら英文の意味が理解できても、的確な日本語として表現できなければ、正確な和訳とはなりえませんし、国語によって培われた読解力がなければ、英文を読解することも困難となります。中学高校段階において、国語の成績と英語の成績が比例する傾向にあることは、当然のことだといえます。

宮田塾では、初歩から確実な英語力を育てることを目指しています。そのため、英語・国語指導の熟練講師が両科目を有機的にリンクして丁寧に指導。小学生の時点から、無理なく言語操作能力が身につく授業を展開しております。なお、小学高学年に関しては、中学英語教科書を利用して先取り学習を行い、中学入学後も余裕を持って勉強が進められるレベルにまで引き上げます。